女性と付き合うまでが難しい、告白してもいつもフラれてしまう、そんなお悩みを抱えていませんか?
本記事では、告白10連敗の後、試行錯誤を重ねた結果、奥さんと出会うことができた僕の経験をもとに、告白を成功させるために最低限知っておきたい女性に関する知識をまとめました。
①男性はスイッチ、女性はボリューム
多くの男性は、相手の女性を好きになるときに、「スイッチ」のようにある時急に好きモードに切り替わります。一方で多くの女性は、ボリュームのように、じわじわと相手のことを好きになっていきます。つまり、女性は無意識のうちに加点方式で相手を見ていて、ある一定の点数を超えたところで、恋愛対象と見なすようになります。これが、男性と女性の間ですれ違いが起きる原因です。
男性は、一目あった瞬間でも相手のことを好きになれて、付き合いたいと思うことが普通にあります。一方で女性は、一目あった瞬間に「素敵だなぁ」と思うことはあっても、すぐに付き合いたいとまで思うケースは稀です。そうではなく、顔を合わせる回数を重ねる度に徐々に、「この人となら付き合っても良いかも」と思うようになってきます。
そのため、男性が気を付けたいポイントは、自分が相手のことを好きになったとしても、相手も同じように自分のことを好きになってくれる可能性は低いことを認識しておくことです。私自身の過去の反省で言うと、私は好きになるスイッチが入ったら、相手のことで頭が一杯になっていました。
昔、明石家さんまさんが番組の中で、
「恋はらせん階段。たくさん昇ったと思っていても、全然上に上がっていない。」
という例え話を紹介されていましたが、まさに恋をした時の私は、自分だけ舞い上がって、好きになってから1週間しか経っていないにも関わらず、気持ち的には1カ月くらい経ったような感覚になっていました。
そして、相手の「好き」のボリュームがまだまだ低いにも関わらず、相手にアタックして玉砕していました。しかも、悲しいことに、一度告白をした後に、徐々に相手のボリュームが上がってきたこともありましたが、その時はすでに自分の気持ちは冷めていて、ここでもすれ違いが発生していました。
相手を好きになった時に、舞い上がってしまう気持ちはとても理解できますが、しかし、恋愛においては、焦る気持ちは抑えながら、冷静に相手との関係を築いていくことから始めましょう。
②コミュニケーションを重ねる
女性は、加点方式でボリュームのように好感度を上げていき、あるタイミングで恋愛対象になるお話をしましたが、その際に女性にとって最も大きな加点となるのは、コミュニケーションです。
逆に言えば、コミュニケーションを重ねることなしに、女性の気持ちが高まっていくことはほぼないと言っても良いでしょう。私の知り合いで、しょっちゅう行きつけのカフェやレストランで働いている女性のことを好きになる人がいます。彼としては、日々お店に行ってお目当ての女性と接しているので、彼女のことで頭はいっぱいです。しかし、彼女としては仕事の中で接客の瞬間だけ顔を合わせるだけのような人に対して気持ちが高まってくることはそうそうありません。ある時、彼の方が痺れを切らしてデートの誘いをしますが、そんな男性と女性の気持ちのギャップからいつも玉砕。
カフェやレストランの店員さんにアプローチした経験はないかもしれませんが、似たような失敗をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
女性に好感を持ってもらうためには、日々のコミュニケーションを重ねることが必要です。
ただここで、どういう風に気になっている女性とのコミュニケーションを増やせば良いのかが分からないという方も多いと思います。そんな方にお勧めなのは、友達同士の輪の中で話す方法です。
例えば、気になっている相手の人がいれば、その人とその人の友人、そして自分の友人も連れて複数人で遊びに行ったり、ご飯に行ったりするのです。いきなり相手の女性に二人きりのデートを誘うのは、こちらも相手も緊張してあまり会話が盛り上がらない可能性があります。そのため、まずは複数人いる中で一緒に話す機会を増やしていくことで、「この人といると楽しいな」と思ってもらうことが重要です。そして、ある程度仲良くなったタイミングで、1対1のデートを申し込みましょう。
③相手の話をしっかりと聴く
相手とコミュニケーションを重ねる上では、ただ、こちらが好きなことを話すだけではあまり女性に好感を持たれることはありません。大事なことは、相手の話をしっかりと聴くことです。何故なら女性は、自分の話を聴いてもらえることで、安心感を抱くことができ、この人になら心を開いてもいい、と思えるようになるからです。
もしあなたが女性と付き合いたいと望むのであれば、自分の願望を一旦脇に置いておいて、相手の願望を満たしてあげることが大変重要です。そして、多くの女性にとって心から求め続けている願望は、自分の話を聴いて、自分という存在を受け入れてもらえることです。
また、相手の話をしっかりと聴く際は、下の5つの「ない」を意識してみると良いでしょう。
・作業をしたり、スマホを見ながら聞かない
・相手の話を否定しない
・途中で話を遮らない
・アドバイスしない
・沈黙を恐れない
④最初のデートのゴールは「次回のデートの約束」
相手と少しずつ仲良くなり始め、念願の初デートを迎えることができました。ここで気を付けてもらいたいのが、初デートのゴールを何と置くかです。ここでしっかりとゴールを決めておかないと、「ただ楽しくデートできた」で終わってしまっては、相手も何となく物足りなさを感じてしまいますし、逆に初デートでいきなり告白をゴールにしてしまうと、まだこちらを恋愛対象として見ていないと考えられるので、断られてしまう可能性が高い。ですので、初デートの際は適切なゴール設定をすることが望ましいのです。
そして、私がお勧めするゴール設定は、「次回のデートの約束をする」です。もし初デートをしている途中で、「やっぱりこの人が好きだなぁ」と感じるようであれば、ぜひその場で次のデートを誘ってください。そうすれば、もし相手に脈ありであれば、すぐにOKしてくれるでしょうし、脈がないのであれば断られて、こちらとしては脈がない女性とずるずる関係を続けなくて済みます。
もしここで断られたとして、それでも相手のことが気になって仕方ない場合は、しばらく時間が空いてからまたデートの誘いをしても良いでしょう。しかし、その間も別の恋人候補の人と関係を築いていくことをお勧めします。何故なら、男性が一人の女性にこだわり過ぎるのは、エネルギーが重たくなり過ぎて、その人の魅力を下げてしまうからです。
魅力的な男性というのは、誰かに固執しないし、期待もしません。だから、気になる相手がいても、「付き合えたら嬉しいけど、付き合えなくてもOK!」くらいの気持ちでいる方が、その人の魅力が上がって、逆に相手と付き合える可能性が高まります。
また、次回のデートの誘いをする時に気を付けることは、相手の興味・関心に合わせることです。例えば、相手との話の中で、水族館が好きということが分かったら、行ってみたい水族館があればそこに行こう、と誘ってみてください。相手の興味・関心を尊重してあげつつ、こちらがしっかりとリードしてあげることで、女性は自分のためにしっかりと考えてくれていると感じ、デートの誘いをOKしてくれる可能性がグッと上がります。
⑤きちんと言葉にする
数回のデートを重ねて、相手も自分に好意を抱いていることが感じられるようになってきたら、告白のチャンスです。告白の際に気を付けるべきポイントは、付き合いたいという気持ちを言葉にして伝えることです。決して、メールで伝えようとしたり、「俺たち、付き合っているよね?」みたいな形で、曖昧な表現をするのではなく、しっかりと「付き合ってほしい」という言葉で直接伝えるようにしてください。
というのも、女性は告白された時のことをいつまでも覚えているものだからです。もし、あなたがしっかりと告白の言葉を伝えられないまま、なりゆきで付き合い始めたとしたらきっと、いつまで経っても「あなたはあの時ちゃんと告白をしてくれなかった」ということを責められ続けることになるでしょう。逆に、しっかりと、誠実に、告白の言葉を伝えることができれば、女性はいつまでもその時のことをあなたに感謝してくれることでしょう。
さいごに
僕は、27歳までちゃんとした恋人ができたことがありませんでした。しかも、それまで告白10連敗中で、自分に自信が持てませんでしたし、告白して付き合うというイメージが全く持てませんでした。
しかし、27歳の時に出会ったメンターに、恋愛心理学を学び、ここまで書いたことを実践することで、人生で初めて彼女ができ、その人と結婚することができました。告白をしてOKをもらえた時は、天にも昇るほど嬉しい気持ちになりました。そして、今では子供が2人でき、家族とともに今が人生で一番幸せと思える日々を過ごしています。次はぜひあなたが、ベストパートナーと出会い、幸せな家族を作っていけることを心から願っています。ここまでお読み頂き、ありがとうございました。